宇和島市議会 > 2020-03-25 >
03月25日-06号

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  1. 宇和島市議会 2020-03-25
    03月25日-06号


    取得元: 宇和島市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-01
    令和 2年  3月 定例会令和2年3月宇和島市議会定例会議事日程第6号令和2年3月25日(水)午前10時開議会議録署名人指名報告第2号 専決処分した事件の報告について 専決第4号 車両物損事故の和解について議案第22号 宇和島市地域情報ネットワーク施設設置条例の一部を改正する条例議案第23号 宇和島市印鑑条例の一部を改正する条例議案第24号 宇和島市コミュニティバスの設置及び管理運営等に関する条例の一部を改正する条例議案第25号 宇和島市職員定数条例の一部を改正する条例議案第26号 宇和島市職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例議案第27号 宇和島市議会の議員その他非常勤の職員等の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例議案第28号 宇和島市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例議案第29号 宇和島市職員の給与の臨時特例に関する条例を廃止する条例議案第30号 宇和島市手数料徴収条例の一部を改正する条例議案第31号 宇和島市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例議案第32号 宇和島市子育て応援給付金の支給に関する条例の一部を改正する条例議案第33号 宇和島市乳児養育手当の支給に関する条例を廃止する条例議案第34号 宇和島市国民健康保険条例の一部を改正する条例議案第35号 宇和島市真珠養殖業等経営緊急対策資金の利子補給に関する条例及び宇和島市真珠養殖経営特別対策資金の利子補給に関する条例を廃止する条例議案第36号 伊達温泉・薬師温泉事業条例及び宇和島市温泉自動販売機施設の設置及び管理に関する条例を廃止する条例議案第37号 宇和島市営住宅管理条例等の一部を改正する条例議案第38号 令和2年度宇和島市一般会計予算議案第39号 令和2年度宇和島市国民健康保険特別会計予算議案第40号 令和2年度宇和島市後期高齢者医療特別会計予算議案第41号 令和2年度宇和島市介護保険特別会計予算議案第42号 令和2年度宇和島市財産区管理会特別会計予算議案第43号 令和2年度宇和島市土地取得事業特別会計予算議案第44号 令和2年度宇和島市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算議案第45号 令和2年度宇和島市小規模下水道事業特別会計予算議案第46号 令和2年度宇和島市公共下水道事業会計予算議案第47号 令和2年度宇和島市病院事業会計予算議案第48号 令和2年度宇和島市介護老人保健施設事業会計予算議案第49号 令和2年度宇和島市水道事業会計予算議案第52号 宇和島市太陽光発電設備の設置及び管理に関する条例   (委員長報告・質疑・討論・採決)議案第53号 宇和島市病院等事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例議案第54号 平成31年度宇和島市一般会計補正予算(第5号)   (委員長報告・質疑・討論・採決)   (追加案件)議案第55号 宇和島市懲戒審査委員会委員の選任につき同意を求めることについて諮問第1号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて諮問第2号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて諮問第3号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて諮問第4号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて   (理事者提案説明・質疑・討論・採決)議員提出議案第1号 宇和島市議会委員会条例の一部を改正する条例議員提出議案第2号 性犯罪における刑法の更なる改正を求める意見書議員提出議案第3号 新型コロナウイルス感染症における対策強化を求める意見書   (議員発議提案説明・質疑・討論・採決)閉会中における各常任委員会及び議会運営委員会の所管事務の調査研究について-----------------------------------本日の会議に付した事件     議事日程のとおり-----------------------------------出席議員(24名) 1番    田中秀忠君 2番    山本定彦君 3番    畠山博文君 4番    佐々木宣夫君 5番    山瀬忠弘君 6番    椙山三也君 7番    浅田美幸君 8番    川口晴代君 9番    中平政志君10番    武田元介君11番    浅野修一君12番    赤松孝寛君13番    安岡義一君14番    三曳重郎君15番    石崎大樹君16番    岩城泰基君17番    福島朗伯君18番    我妻正三君19番    坂尾 眞君20番    清家康生君21番    上田富久君22番    松本 孔君23番    福本義和君24番    泉 雄二君-----------------------------------欠席議員    なし-----------------------------------説明のため出席した者の職氏名市長         岡原文彰君副市長        玉田光彦君総務部長       藤田 良君教育長        金瀬 聡君病院事業管理者    市川幹郎君市民環境部長     田邑高浩君保健福祉部長     岡田一代君産業経済部長     楠 憲雄君農業復興統括官    前田安正君建設部長       藤堂勝男君教育部長       上田益也君水道局長       石丸孔士君医療行政管理部長   西本能尚君市長公室長      大宿昌生君総務課長       森田孝嗣君財政課長       片山治彦君-----------------------------------会議に出席した議会事務局職員局長         古谷輝生君次長         木原義文君次長補佐       酒井宏治君議事法制係長     毛利泰三君専門員        矢野明美君主査         中村太郎君~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~     午前10時00分 開議 ○議長(福島朗伯君) ただいまの出席議員は24名であります。 定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 本日の会議は、議事日程第6号により進めます。 本日の会議録署名人に、石崎大樹君、福本義和君を指名いたします。 次に、本日、理事者から「報告第2号」「専決第4号・車両物損事故の和解について」が提出され、既にお手元に配付をいたしておりますので、御報告をしておきます。 それでは、「議案第22号・宇和島市地域情報ネットワーク施設設置条例の一部を改正する条例」以下、日程記載の順を追い、「議案第54号・平成31年度宇和島市一般会計補正予算(第5号)」までの31件を便宜一括議題といたします。 これに異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福島朗伯君) 異議なしと認め、「議案第22号」ないし「議案第54号」までの全案件につきましては、便宜一括議題といたします。 各常任委員長から、各委員会審査の経過並びに結果について報告を求めます。 まず、総務環境委員長からの報告を求めます。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福島朗伯君) 中平政志君。     〔総務環境委員長中平政志君登壇〕 ◆総務環境委員長(中平政志君) おはようございます。 去る3月12日の本会議におきまして、私ども総務環境委員会に付託されました全案件の審査が終了いたしましたので、審査の経過並びに結果について御報告を申し上げます。 当委員会に付託されました議案12件につきましては、3月13日に委員会を開催し、担当理事者より詳細な説明を受け、検討の結果、お手元配付の委員会審査報告書のとおり可決決定いたしました。 なお、審査の過程におきまして、当委員会で特に議論されました主な内容につきまして、その概要を申し上げます。 まず、「議案第38号・令和2年度宇和島市一般会計予算」の歳出における2款総務費、災害記録誌作成委託料500万円につきまして、災害記録誌の作成に際して、平成30年7月豪雨災害の総括、初動体制、そして何をしたか、何が足りなかったかを、今後来るであろう大きな災害に立ち向かうための行政側のデータとして、正式に残すことを強く望むとの委員からの意見に対して、理事者から、災害記録誌は、当時の生の意見などは全て載せることはできませんが、そのようなことも考慮し取り組みたいと思いますとの回答がありました。 次に、総務費「戦略的なシティセールスの展開~うわじまブランド魅力化計画~」予算に関連して具体的な説明があり、その中から、地域づくりマネージメント委託料1,000万円について、委員から、この委託料の成果、効果について説明願いたいとの質問に対し、理事者から、この事業では様々なPR活動、販売促進を行っており、参集したお客様の数や売上げの目標などを決めている。この事業を機に継続的な取引につながったなど、参加した業者の方々からは評価をいただいていますとの回答がありました。 さらに委員から、その成果がなかなか見えてこない。実際にどういった活動を行っているのか。1,000万円かけて、その価値が適当なのかどうか。もっとアピールしてもいいのではないかとの意見が出されました。これに対し、理事者から、営業活動につきましては、全国を飛び回っていただいており、地元企業との間で多くの成果も出ています。今後はこうした実績についても報告できるよう準備を進めたいと思いますとの回答がありました。 次に、デジタルマーケティング委託料2,000万円について、理事者から、この事業は当市の認知度の向上と、それを見た視聴者の属性等を分析し、今後の施策に活用することを目的に、宇和島市の動画を作成し、ユーチューブを活用した広告配信を行うものですとの説明がありました。 これに対し、委員から、動画配信の目的や効果が明確に示されていない。プロモーション動画を作るには、目的が明確でないと成功しないというのが一般的なところであり、今回作成を予定している動画は、映像と音だけということだが、何かインパクトのある内容でないと再生回数は伸びず、事業の効果も期待できないのではとの意見が出されました。 これに対し、理事者からは、御指摘いただいたことも十分反映できるような形を模索していきたいと思います。デジタルファーストの流れの中で、前向きに取り組んでいく一つの施策であり、ぜひとも御理解いただきたいと考えていますとの回答でありました。それぞれの施策について、多額の費用を扱うことから、議会に対しても、今後しっかり説明していきたいと考えていますとの回答もありました。 理事者におかれましては、宇和島市の魅力を余すことなく視聴者に届けるという強い思いで動画を作成し、ほかの関連事業とも十分に連携することで、大きな効果を残すという強い決意で取り組んでいただくよう要請します。 次に、総務費、ホームページリニューアル委託料1,550万円について、理事者より、公式ホームページ全面リニューアルにより、市外向け魅力発信力向上のためのフロントページの構築とプロモーション施策の集約ページの配置、また、閲覧者の利便性向上のため、スマートフォンなどへの最適化、AIチャットポット、これは自動会話プログラムの導入などを行うためのものですとの説明に対し、委員から、AIチャットポットについて、当市が先を切って導入する必要性があるのだろうかとの質問があり、理事者からは、県内でもホームページをリニューアルする際には、AIチャットポットを導入しています。また、導入することにより、市民の利便性の向上につながると考えていますとの回答がありました。 次に、「議案第52号・宇和島市太陽光発電設備の設置及び管理に関する条例」につきましては、委員からは、自家消費分は対象外にしてもよいのか、資金計画はどのように確認していくのかなど懸念事項も出されましたが、条例施行後は、条例の目的である、市民の生命及び財産の保護並びに良好な自然環境等の保全を図ることを求めておきます。 最後に、理事者が議案や予算を提案する際に、その内容を積極的に議会に対し説明することが、受け止め方や理解を深めることにつながるのではないかということを申し添えておきます。 これをもちまして、当委員会に付託されました全案件に関する審査の経過並びに結果の報告を終わります。 よろしく御賛同のほど、お願いいたします。 ○議長(福島朗伯君) 次に、厚生委員長からの報告を求めます。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福島朗伯君) 石崎大樹君。     〔厚生委員長石崎大樹君登壇〕 ◆厚生委員長(石崎大樹君) おはようございます。 去る3月12日の本会議におきまして、私ども厚生委員会に付託となりました全案件の審査が終わりましたので、審査の経過並びに結果の御報告を申し上げます。 当委員会に付託されました議案11件につきましては、3月16日に委員会を開催し、それぞれ担当理事者から説明を受け、検討の結果、お手元配付の審査報告書のとおり、全案件とも全会一致により可決決定いたしました。 なお、審査の過程で特に議論された案件につきまして、その概要を申し上げます。 まず、「議案第34号・宇和島市国民健康保険条例の一部を改正する条例」は、国民健康保険法施行令の一部が改正され、保険料の賦課限度額及び軽減判定所得が見直されたことに伴い、条例の一部を改正するもので、委員より、条例改正による当市での影響はとの質疑があり、これに対し、理事者からは、全体で73世帯158人、約180万円の影響を見込んでいる。そのうち、軽減なしから2割軽減になる世帯は40世帯89人、約80万円で、2割軽減から5割軽減になる世帯が33世帯69人、約95万円との答弁でありました。 また、委員より、徐々に上限額が上げられているが、当市において上限額までいっている世帯は何件あるのかとの質疑があり、これに対し、理事者からは、上限額の影響を受ける世帯数は325世帯との答弁でありました。 次に、「議案第38号・令和2年度宇和島市一般会計予算」のうち、保健福祉部所管の歳出、3款民生費、2目乳幼児及び児童医療費におけるシステム改修委託料165万円につきましては、令和3年度から中学生までの全面的医療費無料化に伴い、必要となる行政システムの改修委託料でありますが、子供医療費の無料化につきましては、先日行われました代表質問及び一般質問においても、学校給食費負担軽減事業補助金、いわゆる給食費100円補助を令和3年度から廃止することとセットであるか否か、様々な議論がなされました。 当委員会といたしましては、医療費の無料化と給食費の補助については、議会全体として今後慎重に検討される課題であるとの認識で、あくまでも当委員会に付託されました子供医療費の無料化に向けた令和2年度のシステム改修委託料として審査を行い、承諾いたしましたことを申し添えておきます。 次に、「議案第41号・令和2年度宇和島市介護保険特別会計予算介護事業勘定の歳出、3款在宅医療・介護連携推進事業費919万8,000円は、在宅医療と介護のスムーズな連携を行うための情報収集を行い、新たなネットワークを構築するための予算でありますが、委員より、医療分野と介護分野の連携は図れているのかとの質疑があり、それに対し、理事者からは、この事業は、病院や介護サービスも含めて他職種間での連携を深めていこうとするもので、在宅医療・介護連携システムの活用をさらに進めていきたいと思いますとの答弁でありました。 理事者におかれましては、今後予定されている地域医療構想調整会議の場でも議論を深めていただくとともに、保健福祉部と病院局がしっかり連携をとり、適切な事業運営を行うよう要望いたします。 また、当委員会に付託されましたこのほかの案件につきましても、委員諸氏から出されました意見を参考に、今後の検討事項としていただきますよう申し添えておきます。 以上で、当委員会に付託となった全案件に関する審査の経過並びに結果の報告を終わります。 よろしく御賛同のほど、お願いをいたします。 ○議長(福島朗伯君) 次に、産建教育委員長からの報告を求めます。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福島朗伯君) 三曳重郎君。     〔産建教育委員長三曳重郎君登壇〕 ◆産建教育委員長(三曳重郎君) おはようございます。 去る3月12日の本会議におきまして、私ども産建教育委員会に付託となりました全案件の審査が終わりましたので、審査の経過並びに結果の御報告を申し上げます。 当委員会に付託されました議案10件につきまして、3月18日に委員会を開催し、それぞれ担当理事者から詳細な説明を受け、審査の結果、お手元配付の審査報告書のとおり、全案件とも可決決定いたしました。 なお、審査の過程におきまして、特に議論された案件について、その概要を申し上げます。 まず、「議案第38号・令和2年度宇和島市一般会計予算」のうち、第3条債務負担行為、商工観光課に関する3事業分につきまして、理事者より、中小企業振興資金融資制度小規模事業者経営改善資金など中小企業者が利用しやすい融資制度を継続し、安定的な中小企業支援を講じていくために必要な予算を令和2年度から8年度までの期間で計上していますとの説明がありました。 委員より、新型コロナウイルスの影響により、経営状況の厳しい中小企業が増えているが、返済条件や要件の見直しは考えているのかとの質疑があり、これに対し、理事者からは、県や各関係機関と連携して対応を検討しますとの回答でありました。 理事者におかれましては、新型コロナウイルスによる不況は避けられないことから、国・県に対して債務の一定期間の据え置きなど、条件、要件の緩和を要望していただきますよう求めます。 次に、第10款教育費、設計委託料4,700万円につきまして、わかたけ、あけぼの園、発達支援センター整備に係る設計委託料ですとの説明に対し、委員より、3つの施設を複合して整備していくが、どのような連絡調整の下、準備されているのかとの質疑があり、これに対し、理事者からは、スタッフの調整は各部署と連携して協議を行っています。また、施設整備については、測量設計が終われば具体的な日程について示すことができますとの回答でありました。 理事者におかれましては、学校と円滑な連携を図るために教職員を配置するなど、利用者にとって安心できる充実した施設となるよう要望いたします。 また、同じく第10款教育費、学校給食費負担軽減事業補助金、いわゆる給食費100円補助につきまして、委員より、多くの保護者から助かっているとの声がある。今後も継続していくべきとの意見がありました。 理事者におかれましては、給食費100円補助の廃止につきまして、今後さらに慎重に議会と協議をしていただくよう強く求めます。 最後に、「議案第49号・令和2年度宇和島市水道事業会計予算」の支出における第1款水道事業費漏水調査業務委託料3,600万円につきまして、委員より、水道管漏水調査は継続して行っているのかとの質疑があり、これに対し、理事者からは、今までも継続して行っていますが、有収率の低下が続いているので、調査強化のため前年度より600万円増額いたしましたとの回答でありました。 理事者におかれましては、AI活用など先進地の事例も研究し、効率的な調査に一層努めていただきますよう要請いたします。 以上、主な概要について御報告させていただきました。当委員会では、このほかにも多数の意見が委員諸氏より出されました。理事者におかれましては、委員から出されました意見を真摯に受け止め、これからの行政運営に生かしていただきますよう申し添えておきます。 これをもちまして、当委員会に付託されました全案件に関する審査の経過並びに結果の報告を終わります。 よろしく御賛同のほど、お願いいたします。 ○議長(福島朗伯君) 以上で、各常任委員長からの報告が終わりました。 これより、一括して委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はございませんか。     〔発言する者なし〕 ○議長(福島朗伯君) 質疑がありませんので、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 発言通告により、浅野修一君の発言を許します。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福島朗伯君) 浅野修一君。 ◆11番議員(浅野修一君) ただいま議題となっております「議案第38号・令和2年度一般会計予算」について、反対の立場から討論を行います。 当年度予算は、岡原市長が前回市長選挙時に最も強く訴えた「シティセールス」「シティプロモーション」に係る事業が本格化された予算となっております。 一昨年から始まり、今年度末策定されたシティプランディング、宇和島市魅力化計画の初年度になります。 私は、魅力化計画そのものに反対するものではありませんが、市長が最も重視し、「オール宇和島」で取り組みたいと考えている事業であるならば、より市民に、議会に対して詳細に説明し、納得していただける努力が必要であると思います。 今回の予算を説明する中で、市長の強い思いが伝わるものであったか。議会を、そして市民をなるほどと思わせる十分な説明がなされてきたのか。私は十分なものではなかったと思わざるを得ません。 一般会計予算、第2款総務費、1項総務管理費、13目シティセールス費、12節にデジタルマーケティング委託料2,000万円が組まれています。 これは、宇和島市のプロモーション動画を作成し、広告としてネット上に配信し、視聴結果を検証するという一連の事業を委託するものとなっています。 動画制作費として500万円、配信広告料として1再生当たり7円掛ける200万再生で1,400万円、配信後の検証費用として100万円が予算額の根拠となっています。 自治体が行うプロモーション動画の作成及び配信は、全国多くの自治体が取り組んでいます。しかし、制作、配信費用に見合う効果がどうであったか、具体的に示されているものは少ないのが実態であります。 当初、市は動画制作、配信の効果として、先進自治体である福島県、群馬県草津町、佐賀市の例を提示をしておりました。しかし、予算案が示され、議会に説明した後に、福島県と佐賀市の資料で示されていた数値が、直接動画の配信によって得られた効果でないことが判明し、本会議場で市長自らが謝罪することになりました。 市長は謝罪の中で、資料の再提出をするということでありましたので、福島県、佐賀市の新たな数値、あるいは別の自治体のプロモーション動画配信による効果実績が示されるものと私は思っておりましたが、実際はそうではなく、福島県と佐賀市はそのままで、効果実績の数値が削除された資料に替わっただけでありました。それでは2,000万円をかけてプロモーション動画を制作し配信する意義、効果を、議員が市民に対して説明することができなくなってしまいます。 市長は、訂正された資料によって、議会が、そして市民が納得すると思われたのでしょうか。市長が最も重要視する施策の一つであるならば、より誠意ある対応をすべきではないでしょうか。 説明の在り方以外でも、宇和島市のプロモーション動画作成の考え方にも問題があるように思います。 数分間の動画によって地域の魅力を伝えるためには、何より目的が明確でなければならないとされています。観光に来ていただくことが目的なのか、地場産品の販売促進なのか、移住希望者向けなのか、あるいはふるさと納税寄附者向けなのか、または外国人観光客に対してなのか、今回の計画の場合、その焦点が明確になっていないように思います。 また、動画の制作時期は6月から10月とされています。この夏から秋にかけての5か月間だけで宇和島市の魅力を発信することは可能でしょうか。 さらに、動画配信後、結果が検証されます。検証した後、さらに新たな動画の作成、そして今回と同様に、広告による配信が行われることもあるのではないか。毎年2,000万円が継続されていくことも予想されます。 宇和島市は、他の自治体と比較して、かんきつ、真珠、魚類養殖などの地場産品によって全国に一定の知名度を得ている自治体であると思います。名を売ることを目的に、効果不明のプロモーション動画の制作、配信に2,000万円をかけることにどれほどの意義があるのでしょうか。 そもそもプロモーション動画は、シティブランディング事業を委託した株式会社コトヴィアが、事業計画の中でプロモーション動画の作成を予定していたものでした。委託事業が始まる前に計画の説明を受けた議員、そして市民は、プロモーション動画は作成されるものだと思っていましたが、なぜがその計画は実行されませんでした。 まずやるべきことは、コトヴィアに計画どおりプロモーション動画の作成を行わせることではないでしょうか。そして、その動画を広める方策を考える。それでもなお不足するのであれば、次なる手として、今回の事業が計画されることになるのではないでしょうか。 以上の理由によりまして、デジタルマーケティング委託料2,000万円が計上された今予算案に反対をいたします。 ○議長(福島朗伯君) 以上で浅野修一君の討論を終わります。 ほかに討論の通告がありませんので、討論を終結いたします。 これより採決を行います。 採決は分離し、起立採決により行います。 この際申し上げます。各委員会の報告結果は、お手元配付の委員会審査報告書のとおりであります。 まず、「議案第22号・宇和島市地域情報ネットワーク施設設置条例の一部を改正する条例」ないし「議案第37号・宇和島市営住宅管理条例等の一部を改正する条例」までの16件を一括採決いたします。 お諮りいたします。 本件は、委員長報告のとおり原案可決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(福島朗伯君) 起立全員であります。 よって、「議案第22号」ないし「議案第37号」は、いずれも委員長報告のとおり可決決定いたしました。 次に、「議案第38号・令和2年度宇和島市一般会計予算」を採決いたします。 お諮りいたします。 本件は、委員長報告のとおり原案可決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(福島朗伯君) 起立多数であります。 よって、本件は委員長報告のとおり可決決定をしました。 次に、特別会計予算について採決を行います。 「議案第39号・令和2年度宇和島市国民健康保険特別会計予算」ないし「議案第45号・令和2年度宇和島市小規模下水道事業特別会計予算」までの7件を一括採決いたします。 お諮りいたします。 本件は、委員長報告のとおり原案可決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(福島朗伯君) 起立全員であります。 よって、本件はいずれも委員長報告のとおり可決決定をいたしました。 次に、企業会計予算について採決を行います。 「議案第46号・令和2年度宇和島市公共下水道事業会計予算」ないし「議案第49号・令和2年度宇和島市水道事業会計予算」までの4件を一括採決いたします。 お諮りいたします。 本件は、委員長報告のとおり原案可決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(福島朗伯君) 起立全員であります。 よって、本件はいずれも委員長報告のとおり可決決定をいたしました。 次に、「議案第52号・宇和島市太陽光発電設備の設置及び管理に関する条例」を採決いたします。 お諮りいたします。 本件は、委員長報告のとおり原案可決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕
    ○議長(福島朗伯君) 起立全員であります。 よって、本件は委員長報告のとおり可決決定をいたしました。 失礼しました。議案第52号の太陽光発電につきましては、起立多数であります。 本件は委員長報告のとおり可決決定をいたしました。 次に、「議案第53号・宇和島市病院等事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例」を採決いたします。 お諮りいたします。 本件は、委員長報告のとおり原案可決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(福島朗伯君) 起立全員であります。 よって、本件は委員長報告のとおり可決決定をいたしました。 次に、「議案第54号・平成31年度宇和島市一般会計補正予算(第5号)」を採決いたします。 お諮りいたします。 本件は、委員長報告のとおり原案可決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(福島朗伯君) 起立全員であります。 よって、本件は委員長報告のとおり可決決定をいたしました。 次に、理事者からお手元に配付のとおり、「議案第55号・宇和島市懲戒審査委員会委員の選任につき同意を求めることについて」ないし「諮問第4号・人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて」までの5件が提出されております。 お諮りいたします。 この際、「議案第55号」ないし「諮問第4号」を日程に追加し、議題といたします。 これに異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福島朗伯君) 異議なしと認め、「議案第55号」ないし「諮問第4号」を日程に追加し、議題とすることに決定をいたしました。 まず、「議案第55号・宇和島市懲戒審査委員会委員の選任につき同意を求めることについて」を議題といたします。 理事者の説明を求めます。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福島朗伯君) 岡原市長。     〔市長岡原文彰君登壇〕 ◎市長(岡原文彰君) ただいま上程されました案件について御説明いたします。 「議案第55号・宇和島市懲戒審査委員会委員の選任につき同意を求めることについて」につきましては、現在委員であります高田博明氏が令和2年3月31日をもって辞任することに伴い、新たに中村大輔氏を選任しようとするもので、地方自治法施行規程第16条第3項の規定によって議会の同意を求めるものであります。 以上で説明を終わります。御同意くださいますよう、よろしくお願いいたします。 ○議長(福島朗伯君) 以上で説明が終わりました。 これより質疑に入ります。 質疑はございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福島朗伯君) 質疑がありませんので、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 本件は、会議規則第36条第3項の規定により、委員会付託を省略いたします。 これに異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福島朗伯君) 異議なしと認め、「議案第55号」は委員会の付託を省略することに決定をいたしました。 これより討論を行います。 討論はございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福島朗伯君) 討論がありませんので、討論を終結いたします。 これより採決を行います。 採決は起立採決といたします。 お諮りいたします。 「議案第55号・宇和島市懲戒審査委員会委員の選任につき同意を求めることについて」、提案のとおりこれに同意することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(福島朗伯君) 起立全員であります。 よって、本件は提案のとおり同意することに決定をいたしました。 次に、「諮問第1号・人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて」ないし「諮問第4号・人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて」までの4件を議題といたします。 理事者の説明を求めます。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福島朗伯君) 岡原市長。     〔市長岡原文彰君登壇〕 ◎市長(岡原文彰君) ただいま上程されました案件について御説明いたします。 「諮問第1号」から「諮問第4号」の人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてにつきましては、相関連しておりますので、一括して御説明いたします。 人権擁護委員のうち4名の委員が令和2年6月30日をもって任期満了となることに伴い、諮問第1号では現在委員であります赤松千明氏を、諮問第2号では現在委員であります平井倫子氏を、諮問第3号では現在委員であります森藤裕子氏を候補者として再び推薦しようとするもので、また、諮問第4号では、大野龍郎氏を候補者として新たに推薦しようとするもので、人権擁護委員法第6条第3項の規定によって議会の意見を求めるものであります。 以上で説明を終わります。推薦につき御意見くださいますよう、よろしくお願いいたします。 ○議長(福島朗伯君) 以上で説明が終わりました。 これより質疑に入ります。 質疑はございませんか。     〔発言する者なし〕 ○議長(福島朗伯君) 質疑がありませんので、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 本件は、会議規則第36条第3項の規定により、委員会付託及び討論を省略し、即決いたします。 これに異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福島朗伯君) 異議なしと認め、これより採決を行います。 採決は起立採決といたします。 お諮りいたします。 「諮問第1号・人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて」ないし「諮問第4号・人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて」までの4件は、提案のとおりこれに同意することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(福島朗伯君) 起立全員であります。 よって、本件は提案のとおり、これに同意することに決定をいたしました。 次に、本日、お手元に配付のとおり、「議員提出議案第1号・宇和島市議会委員会条例の一部を改正する条例」ないし「議員提出議案第3号・新型コロナウイルス感染症における対策強化を求める意見書」が提出されました。 お諮りいたします。 この際、「議員提出議案第1号」ないし「議員提出議案第3号」を日程に追加し、議題といたします。 これに異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福島朗伯君) 異議なしと認めます。 よって、「議員提出議案第1号」ないし「議員提出議案第3号」を日程に追加し、議題とすることに決定をいたしました。 まず、「議員提出議案第1号・宇和島市議会委員会条例の一部を改正する条例」を議題といたします。 提案者の説明を求めます。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福島朗伯君) 中平政志君。     〔9番中平政志君登壇〕 ◆9番議員(中平政志君) ただいま提案となりました「議員提出議案第1号・宇和島市議会委員会条例の一部を改正する条例」につきまして、提案者を代表いたしまして提案理由を御説明申し上げます。 宇和島市事務分掌条例(平成17年条例第5号)の一部が改正されたことに伴い、本条例の第2条第2項第1号中、市長公室総務部を総務企画部に改正しようとするものであります。 以上で提案理由の説明を終わります。 御賛同のほどよろしくお願い申し上げます。 ○議長(福島朗伯君) 以上で説明が終わりました。 これより質疑に入ります。 質疑はございませんか。     〔発言する者なし〕 ○議長(福島朗伯君) 質疑がありませんので、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 議員提出議案第1号は、会議規則第36条第3項の規定により、委員会付託を省略いたします。 これに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福島朗伯君) 異議なしと認め、本件は委員会付託を省略することに決定をいたしました。 これより討論に入ります。 討論はございませんか。     〔発言する者なし〕 ○議長(福島朗伯君) 討論がありませんので、討論を終結いたします。 これより採決を行います。 採決は起立採決により行います。 お諮りいたします。 「議員提出議案第1号・宇和島市議会委員会条例の一部を改正する条例」について、提案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(福島朗伯君) 起立全員であります。 よって、本件は提案のとおり可決決定をいたしました。 次に、「議員提出議案第2号・性犯罪における刑法の更なる改正を求める意見書」を議題といたします。 提案者の説明を求めます。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福島朗伯君) 浅野修一君。     〔11番浅野修一君登壇〕 ◆11番議員(浅野修一君) ただいま議題となりました「議員提出議案第2号」について、その提案理由を述べます。 意見書(案)にもあるように、2017年6月、性犯罪に関する刑法が改正され、同年7月に施行されました。 これまでの強姦罪が、強制性交等罪に名称が変更され、懲役の下限が3年から5年に引き上げられました。また、親告罪であったものが、非親告罪となるなど、画期的な改正になりました。 しかしながら、強制性交等罪の成立要件として、脅迫、暴行などが伴うことが必要とされるなど、まだ不十分ではないかとの議論もありました。 そのような議論も踏まえ、衆議院では6つ、参議院では9つもの附帯決議が行われたところであります。 そして、改正された法律には、「施行後三年を目途として、性犯罪における被害の実情、この法律による改正後の規定の状況等を勘案し、性犯罪に係る事案の実態に即した対処を行うための施策の在り方について検討を加え、必要があると認めるときは、その結果に基づいて所要の措置を講ずる」とする附則が加えられたところであります。 この改正後の3年間の中で、多くの事例が犯罪として認定されるようになりましたが、裁判で加害者側が無罪となる例が相次いだことにより、さらなる法改正を求める声が高まっています。 特に、被害者側に明確な抵抗が明らかにならない限り、加害者の罪が問えないという問題は、多くの欧米諸国での、同意のない性交は全てレイプとする基準からすると、大きな問題であると考えます。欧米各国と同様に、被害者視点に立った犯罪規定の改正が求められます。 そのほかに、現行18歳未満としている監護者性交等罪の適用要件を18歳以上に拡大すること、同じく、現行13歳以上としている性交同意年齢を引き上げること、さらに現行の強制性交等罪10年、強制わいせつ罪7年としている公訴時効の延長、もしくは撤廃を求める意見書(案)となっております。 議員各位の御賛同をお願いいたしまして、提案理由の説明といたします。 ○議長(福島朗伯君) 以上で説明が終わりました。 これより質疑に入ります。 質疑はございませんか。     〔発言する者なし〕 ○議長(福島朗伯君) 質疑がありませんので、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 議員提出議案第2号は、会議規則第36条第3項の規定により、委員会付託を省略いたします。 これに異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福島朗伯君) 異議なしと認め、本件は委員会付託を省略することに決定をいたしました。 これより討論に入ります。 討論はございませんか。     〔発言する者なし〕 ○議長(福島朗伯君) 討論がありませんので、討論を終結いたします。 これより採決を行います。 採決は起立採決により行います。 お諮りいたします。 「議員提出議案第2号・性犯罪における刑法の更なる改正を求める意見書」について、提案のとおりに決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(福島朗伯君) 起立少数であります。 よって、本件は否決されました。 次に、「議員提出議案第3号・新型コロナウイルス感染症における対策強化を求める意見書」を議題といたします。 提案者の説明を求めます。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福島朗伯君) 石崎大樹君。     〔15番石崎大樹君登壇〕 ◆15番議員(石崎大樹君) ただいま提案となりました「議員提出議案第3号・新型コロナウイルス感染症における対策強化を求める意見書」につきまして、提案者を代表いたしまして提案理由の説明を申し上げます。 新型コロナウイルスにつきましては、世界中の感染者も累計40万人を突破しており、昨日、東京五輪延期について安倍首相とIOCバッハ会長との間で合意したとの報道がなされ、欧米を含む各国では、感染拡大を防止するため、店舗閉鎖や外出規制、航空便運休などの措置がとられております。 日本国内の感染の状況といたしましては、専門家会議の見解でも示されたように、引き続き持ちこたえておりますが、一部の地域で感染拡大が見られ、感染源が分からない患者数が継続的に増加し、今後爆発的な感染拡大を伴う大規模流行につながりかねないなど、予断を許さない状況が続いております。 さらに、愛媛県内でも3例目の感染者が3月11日に確認されるなど、状況は刻々と変わり、いまだ終息に向けた見通しは立たず、このような状況は地域活力の減退を招き、市民生活に深刻な影響を及ぼすことが危惧されております。 よって、本議会は市民の安心・安全を確保するとともに、不安を解消するため、国に対して新型コロナウイルス感染症対策を進めるにあたり、引き続き地方自治体や医療機関等と十分な連携を図り、必要な措置を講じるよう強く要望しようとするものであります。 なお、意見書の提出先は、内閣総理大臣ほか関係各省庁としております。 以上で、提案理由の説明を終わります。よろしく御賛同のほどお願いをいたします。 ○議長(福島朗伯君) 以上で説明が終わりました。 これより質疑に入ります。 質疑はございませんか。     〔発言する者なし〕 ○議長(福島朗伯君) 質疑がありませんので、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 議員提出議案第3号は、会議規則第36条第3項の規定により、委員会付託を省略いたします。 これに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福島朗伯君) 異議なしと認め、本件は委員会付託を省略することに決定をいたしました。 これより討論に入ります。 討論はございませんか。     〔発言する者なし〕 ○議長(福島朗伯君) 討論がありませんので、討論を終結いたします。 これより採決を行います。 採決は起立採決により行います。 お諮りいたします。 「議員提出議案第3号・新型コロナウイルス感染症における対策強化を求める意見書」について、提案のとおりに決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(福島朗伯君) 起立全員であります。 よって、本件は提案のとおり可決決定をいたしました。 次に、「閉会中における各常任委員会及び議会運営委員会の所管事務の調査研究について」を議題といたします。 各常任委員会及び議会運営委員会の所管事務の調査研究につきましては、お手元に配付の所管事務調査一覧表のとおり、令和3年3月末日までの1年間、必要に応じ、議会閉会中にも継続して行うことといたします。 これに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福島朗伯君) 異議なしと認め、そのように決定をいたしました。 以上で、本定例会の日程全てを終了いたしました。 岡原市長から閉会の挨拶があります。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福島朗伯君) 岡原市長。     〔市長岡原文彰君登壇〕 ◎市長(岡原文彰君) 令和2年3月第72回宇和島市議会定例会の閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。 議員各位におかれましては、終始熱心な御審議の上、提案いたしました全ての議案について、滞りなく、議決・承認いただきまして、誠にありがとうございました。 審議の過程におきまして頂戴いたしました御意見、御要望等につきましては、今後の市政運営において十分に配慮してまいりたいと考えております。 さて、新型コロナウイルス感染症については、世界保健機関(WHO)がパンデミックの加速を表明するなど、世界的な拡大を見せており、終息の見通しが立たない状況にあります。 これに伴い、東京2020オリンピック・パラリンピックの延期が決定されたほか、国内でも各種イベントの中止や延期、観光・飲食をはじめとする様々な業界への影響が広がっています。 市内においても同様に、各種イベントや活動が自粛される中で、飲食店や宿泊施設をはじめ、地域経済への打撃も拡大の一途をたどっていると、そのように認識をしております。 市といたしましては、これまで宇和島商工会議所などと連携し、地域経済への影響の把握に努めるとともに、中小企業者の資金繰り対策等に取り組んでおりますが、現在検討されております国・県の経済対策の動向を注視するとともに、議会とも御相談しながら、市としての対応を検討してまいりたいと考えております。 なお、県内においては、今のところ感染拡大の兆候は見られないものの、予断も許さない状況でございます。 今定例会で冒頭でも申し上げたとおり、今、私たちにできる感染防止対策として、咳エチケットや手洗いの励行に取り組むとともに、換気が悪く、多くの人が密集し、近距離での会話等が行われるという3つの条件が同時に重なるような場を避けるなど、これまで以上に一人一人の対応が何よりも重要であります。 今後とも、随時ホームページなど正確な情報提供等に努めてまいりますので、市民の皆様におかれましては、正しい理解の上で冷静な行動をとっていただきますよう重ねてお願い申し上げます。 最後になりますが、3月末をもって退職されます職員の方々の長年の御尽力に対し、心から感謝を申し上げますとともに、議員の皆様方におかれましては、時節柄、御健康には十分御留意の上、ますます御活躍されますことを祈念申し上げ、閉会の御挨拶といたします。 ○議長(福島朗伯君) これをもちまして、令和2年3月第72回宇和島市議会定例会を閉会いたします。     午前10時54分 閉会----------------------------------- 地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。   宇和島市議会 議長  福島朗伯          議員  石崎大樹          議員  福本義和...